恐怖・怪奇・心霊


コインロッカーベビー


ある女性は不本意な妊娠をしてしまいました。
しかし相手が誰だかわからない上に子供が欲しいと思っていませんでした。
そして彼女は産んだばかりの自分の子供を駅のコインロッカーの中に放置してしまいました。
それから約5年は自分が罪を犯したそのコインロッカーの近くへは近寄りませんでした。

ある日彼女はどうしてもそのコインロッカーの近くを通らなければなりませんでした。
するとコインロッカーの近くで女の子が泣いています。
どうやら親とはぐれて迷子にでもなったようで、その女の子は下を向いて泣いていました。
周りの人達はそんなことに気付かず通り過ぎて行きます。
可哀相だと感じた彼女は女の子に声を掛けました。
「お嬢ちゃんどうしたの?」
しかし女の子は答えません。
「ねえ大丈夫?怪我とかもないかな?」
それでも答えは返って来ません。
「ねえお嬢ちゃん、お母さんはどこかな?」
すると女の子は顔を上げて鋭い目で彼女を見て言いました。

「おまえだ!」



もしこれを知り合いに話す時には「おまえだ!」の部分を大きい声で話してみて下さい(笑)。
そうすることで更に恐怖を相手に与えることが出来ます。
実際にあった事件に尾ヒレが付いたり、怖くアレンジされて出来る都市伝説の典型的な話ですね。

コインロッカーベビーは実際に起こった事件です。
1970年2月に渋谷の東急百貨店西館1階のコインロッカーが最初のようです。
この時は捨てた母親は全国指名手配されていますが逮捕されたかどうかは不明です。

鉄道弘済会によるとコインロッカーは1969年10月に名古屋駅に出来たのが最初です。
続いて翌年、東京駅に出来てから全国に普及しています。
つまり全国に普及すると同時に「死体捨て場」として利用されていた訳です。
コインロッカーの歴史はそのままコインロッカーベビーの歴史ってことになりますね。

コインロッカーを死体捨て場にした事件は1970年で2件、1971年3件、1972年8件だったのが1973年に一気に急増しています。
1973年は4月末までで13件です。
これは10日に1件の割合でコインロッカーから死体が発見された計算です。
急増の原因は、どうも1973年2月に大阪駅西口コインロッカーで男性の首が見つかった事件がきっかけのようです。
その後、近鉄阿倍野橋のコインロッカーで足が発見されます。
1973年は“コインロッカーに赤ちゃんの死体事件”のニュースが毎月数件の報道がされ続けていたようです。
それにしても自分の子供くらいは大事にして欲しいと切に思います。




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