人体・動物・植物


チョコと鼻血


子供の頃に
「チョコレートは食べ過ぎると鼻血が出るからたくさん食べてはいけないよ」
と親から言われたことはありませんか?
実際チョコレートのような食品は栄養価が高く、一度にたくさん食べると体内にエネルギーが過剰に吸収されて捌け口がなくなった結果として鼻血を引き起こします。
その為、チョコレートを食べる際には注意しなければなりません。



栄養価が高いという理由以外にも、チョコレートに含まれる興奮物質である「カフェイン」が興奮作用で鼻血を引き起こすと考える人も多いようです。
しかしチョコレートに含まれるカフェインの量は極微量で、食べても人体に興奮作用が出ることはほとんどないそうです。
それにしてもこの都市伝説はかなりの認知度を誇っていますが一体何故でしょう?

チョコレートが日本で最初に発売されたのは1877年です。
牛乳を飲む習慣がなかった当時の人々は牛の乳が用いられているチョコレートを高く評価しませんでした。
それどころか「牛の乳」を「牛の血」と勘違いし、チョコレートには牛の血が含まれるという嘘の噂まで流行してしまいました。
その結果としてチョコレートを食べると体内の血が増え、鼻血が出てしまうという今回の都市伝説が誕生した可能性があるのです。
更に昭和30年代頃までチョコレートは高級品で、「子供にたくさん食べさせたくない」という母親達の間でこの都市伝説は更なる広まりを見せたのです。

中にはチョコレートで鼻血を出した経験がある人もいるようですが、そのような場合は元から鼻の毛細血管に何らかの理由で傷がついていたと考えるのが一般的です。
実際チョコレートには多くの糖分が含まれており、大量に摂取すると血糖値が上がり血管が拡張します。
その為、鼻の毛細血管に傷がある場合には拡張した影響で傷口が開いて出血してしまうことがあるそうなのです。
鼻をかむ回数が増える花粉症の時期には、チョコレートの食べ過ぎは御法度なのかもしれません。

因みにアニメや漫画などでよく見受けられる性的な興奮状態にある時に鼻血が出るのは、あくまでも興奮状態にあることを示す漫画的な表現手法であり性衝動と鼻血に医学的な関連性はありません。

それよりもチョコレートを食べ過ぎるとニキビに悩まされるので、鼻血でないにしろ食べ過ぎは良くないかもしれないですね(笑)。




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